マッチプレビュー CLラウンド16 2ndレグ バルセロナ対ナポリ
どうも!名もなきクレです!
それにしてもブログ書くのめっちゃ久しぶりですね笑 最後に書いたのが1ヶ月前のアトレティコ戦ということで自分でもびっくりしております。
もう少しで期末試験があるのですが、範囲が広すぎることに気づいたので今シーズン中はマッチレビューキツそうです泣 締め括り方が微妙すぎますが、今シーズン分のマッチレビューお読みいただきありがとうございました🙇♂️
— 名もなきクレ (@namonakicule) 2020年7月6日
久しぶりのブログで何を書こうかなって思った時に今シーズンをふり返る感じのブログでも良いのかなと思ったのですが、正直今シーズン初めの方の記憶が結構飛んでいるのでそれは断念して… 結局CLナポリ戦まで1週間を切っててセリエAはまだシーズン途中であったということでマッチプレビューを書いてみよう思った次第です笑 一応ナポリは直近3試合だけ観てみたのですが、ナポリでのGKの序列などわからないことがそこそこ多いのでナポリが好きな方、詳しい方がいらっしゃったらその辺は甘めに読んでいただけると幸いです🙇♂️
■ 過去の対戦成績
※画像はGoalより
こう改めて今までの戦績をチェックするとナポリは割と相性が良いチームであると言えると思います。2014年にナポリに負けた時は中立地での試合でしたし今回はカンプ・ノウでの試合。さらに1stレグがアウェーで引き分けだというのもあって「なんとかなるでしょ」と思っているクレも多いはず。ただカンプ・ノウとはいえ無観客。この前のオサスナ戦での敗北がどうしても気になってしまいますね。 欠場メンバーについては後でまとめたいと思いますが、ブスケツ、ビダルが欠場ということで実はバルサの方が不利な気がしたり…
ちなみにナポリとの対戦は過去6回しかないらしいです。1番最初にあったナポリの試合ではクライフが選手として点を決めました。バルサ公式ホームページにも書いてありましたのでリンク貼っときますね。
https://www.fcbarcelona.jp/ja/football/first-team/news/1745365/6-matches-against-napoli
あと2011年夏にあったナポリとの試合は3月、4月あたりの自粛期間中にバルサ公式がフルマッチを挙げてたので余裕がある方はぜひ!
FULL MATCH: FC Barcelona – Napoli (2011)
■各チーム欠場メンバー
・バルサ
カードによる欠場
怪我による欠場
- デンベレ
- アラウホ
- クエンカ
- ウンティティ?(ご存知の方いたら教えてください)
とりあえずこんな感じですかね? ラングレ、グリーズマンが出れるということでFWとCBはなんとかなりそうですが、やはりMFがキツそうです。なおアルトゥールは少し状況が複雑なので上のリストからは除外させていただきました。
・ナポリ
カードによる欠場
なし
怪我による欠場
- F・ジョレンテ
サッスオーロ戦で負傷した元ローマのマノラスは欠場する可能性もありましたが、ラティオ戦に出場していたのでマノラスはちゃんと試合に出るでしょう。そして改めて確認するとやはりバルサの方がスカッド的に不利。ただ、昨シーズンスーパーサブとしてCLの舞台で大活躍しトッテナムの準優勝に貢献したF・ジョレンテが出れないのは気持ち的に楽ですね。しかし何度も書きますが一切油断することはできません。
■予想スターティングメンバー
・バルサ
GK、CB、左SBに関しては話すまでもありませんよね笑 ラングレがなんとか怪我から復帰できたのはとても幸運でした。右SBはセメド派とロベルト派両方いると思いますが、インシーニエやメルテンスとマッチアップすることや中盤の人数が少ないということを考慮してセメドを選ぶました。
次は中盤。ビダル、ブスケツが欠場ということでリキがスタメンの確率もそこそこ高いと思いますが、ナポリ戦で負けて解任というルートはセティエンもさすがに嫌でしょうから無難なメンバーで来ると思います。なので中盤はラキティッチ、フレンキー、ロベルトの3枚を予想。フレンキーかラキティッチどちらがアンカーに置くか悩みましたが、再開後ラキティッチの調子が良いですしこの前ブスケツの代わりとして起用した時結構調子良かったのでアンカーはラキティッチ、インテリオールは左にフレンキー、右にロベルトを置きました。
最後にFWについて書いていきたいと思いますが、クラブ内での影響力を考えるとスアレス、メッシは確定でしょう。そのため左WGが焦点になりますが、ファティの方がプレースタイル的に優れている、グリーズマンが怪我明けということを考慮して僕はファティを選びました。
・ナポリ
まずはGKと言いたいところですが、GKからすごく悩みました笑 今までのスタメンを確認してみるとメレトとオスピナが大体毎試合交代で出てますし、メレトの出場数が22でオスピナの出場数が17ですからね。1stレグに出たのはオスピナで大事な試合だからこそベテランに頼りたいのではないかということで僕はオスピナを選びました。
最終ラインは迷いなくマノラス、クリバリ。両サイドのSBについてもGK同様序列が全然わからないのですが、インテル戦や1stレグでの選出を考慮してディ・ロレンツォとマリオ・ルイを選びました。
アンカーはデンメとロボツカがいますが、ロボツカは持ち場を離れて相手にプレスかけに行ってしまうことが多いのでデンメを置きました。ナポリの中盤と言えばということでインテリオールはファビアン、ジエリニスキ。(雑!)
最後にFWですが、直近5試合全てに出場しててキレも活躍も申し分ないということでインシーニエは出場するでしょう。9番のポジションに入る可能性があるのはミリクかメルテンスですが、ミリクはボールに触れないと試合中消えがちになることが多くナポリはおそらく守備的な戦い方をすると思うのでメルテンス。そしてインシーニエメルテンスが左でボールを持ちたがる関係上、右WGはあまり持てないでしょう。なので左WGにはカジェホンを置きました。
そして今更気づいたんですが、ナポリのメンバーは前回の1stレグの時とほぼ同じメンバーになってましたね笑
※ラツィオ戦での怪我の具合によってはインシーニエが出場できない可能性があるそうです。
■試合展望
まずはナポリから書いていきます。単刀直入に言うとナポリはほぼ確実に後方で守備ブロックを作ってくるでしょう。1stレグの時もスタディオ・サン・パウロであったにも関わらずナポリは4-5-1で引いてきましたし、リーガでもバルサの前からプレスをかけてきたビジャレアルが大敗し5-3-2で後方に引いてきたオサスナがカンプ・ノウで勝利してますからね。
ではナポリの守備ブロックをどう崩せばいいのか。そこを掘り下げていきたいと思いますが、普段ナポリがどういう感じなのかというところから書いていきます。
・ナポリを崩すために
普段のナポリ
いつものナポリは4-3-3のWGが一列降りて4-1-4-1の守備ブロックを作って守備しております。4-1-4-1の強みは前からプレスをかけやすいというところにありますが、アンカー脇のスペースが空きやすいという弱点もあります。
ナポリの4-1-4-1の特徴
- 前からプレスをかけることで中央からサイドに相手を流し込んでからWGとSBで挟んでボールを奪おうとすることが多い
- SBは人への意識が強いのでSB裏が空きやすい
- アンカー脇にボールが入ったらCBが処理
- ディフェンスラインの調節があまり上手くないからかライン間が空きやすい
- 意外とクリバリの裏空いてる
このようにアンカー脇、SB裏、クリバリ裏が弱点となるわけですが、1stレグと同じくアンカー脇を消しクリバリの裏が空きにくいようにするために4-5-1でくるでしょう。しかし前回対戦のように苦戦しないためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
どうやってSB裏を制覇するかがカギ
先ほども書かせていただいた通りSB裏が空きやすいという特徴がありますのでこのスペースをバルサは有効的に使う必要があるでしょう。実際、1stレグのゴールもサイドを突破したセメドからグリーズマンが点を決めましたしね。ただ、ナポリは4-5-1で中央に固めてくるので容易にブロック内に侵入できないでしょう。そのため、セメドやアルバがサイドをえぐるまでの局面をどうやって作り出すのかが重要になります。
サイドを突破するために必要なアプローチ
①ライン間にある程度人を配置し、時おり楔のパスを匂わせながらも左右にナポリを揺さぶる
②サイドで孤立させないように、三角形を作る
③パスのテンポが落とさないためにも中盤のフリーランを積極的にやってもらう
言っても①、②は普段出来てるので実際の試合で一番重要になるのは③ですかね。パスのテンポが遅くなってメッシが中央から突破を試みるも上手くいかないみたいなのはまさに良くない時のバルサです。そのため、メッシをそこまで意識しないでパスを出せるリキやファティが重要になってきますが、果たしてリキとファティが先発できるのか。先ほどにも書かせていただきましたがリキがスタメンに入るのは厳しいのかなと個人的には思っています。
・勝負の分け目は守備
ここまでバルサがボールを持った時のことを書いてきましたが、正直メッシの理不尽とかで1点くらいは決めれると思っています。実際去年の悲劇もリヴァプールにある程度プレッシャーをかけれたらあそこまでコテンパンにされなかったでしょうからね。なので僕はバルサがラウンド8に勝ち残るために一番重要なのはナポリがボールを持った時に自由にプレーさせないということでしょう。そして自由にプレーさせないためにはビルドアップやカウンターにおいて重要な役割を担っている選手にボールが渡らないようにする必要があります。バルサならブスケツとかメッシのような選手ですね。
誰にボールが行かないようにすればいいか
数試合ナポリの試合を観て思うのはファビアン・ルイスとインシーニエ(2edレグ出れないかもしれないという噂がありますが)がビルドアップ、カウンター時において軸になっているということ。あとクリバリもっとそこまでパス上手じゃないと思ってたので意外とボールさばきが上手くて驚きました。とはいえプレッシャーが強くかかった時にボロが出たりしやすいのでやはりここも狙っていきたいところ。
まあ要するにファビアンやインシーニエにボールが回らないようにCBにプレスかけて即時奪還をすることがどれくらいできるかということです。あと間延びしないようにラインを上げれるか、時折見せるナポリのサイドチェンジにスライドすることが出来るかというのも見所です。逆にナポリはバルサの4-4-2(4-4-0)の中盤に対してどれだけ揺さぶりをかけてスペースを作る必要があります。
とここまで書いてきましたが、結局メッシスアレスがどれくらい守備を継続して頑張れるかなんですよね。オサスナ戦の決勝点になったゴールのような終わり方でCL敗退なんていうのは絶対に避けて欲しいものです…
とは言ってもリーガ終了後からしばらく時間が空いてましたので久しぶりにバルサの選手のプレーが見れるというのは嬉しいですね! そしてナポリ戦の結果がどうであれ次の試合、次のシーズンに向けてポジティブな内容で終われることを祈るばかりです。