名もなきブログ

バルサを中心に書いていきたいと思います

ビルバオ戦を観て思ったこと

はじめに

はじめまして、名もなきクレです。

国王杯準決勝のビルバオ戦での敗戦についていろんな人がツイッターで話していました。僕もいろいろ言いたいことがありますが、たくさんありすぎてツイッターの字数じゃ収まらないし、戦術系のブログをやってみたいなっていうのが前からあったので書いてみようと思います。

今回のは試合の感想をメインで書きたいのでマッチレビューという感じではなく感想文みたいな感じになると思いますが、お願いします🤲

あと、僕は試合を1回見ただけでこれを書いているのでところどころおかしいところがあると思いますが、そういうところがあったら指摘してほしいです。

 

前半

スターティングメンバーはバルサが433でビルバオが3421でした。ビルバオバルサビルドアップの時にバルサFW陣との数的同数を受け入れ、テア以外はフリーな選手がいない状況を作りました。CBがセンターサークルら辺にいるときは本来の位置から降りてきてフリーになったメッシにパスが渡りボールが繋がっていましたが、テアからの繋ぎの時はビルバオマンマーク、寄せの速さによりビルドアップは苦戦していました。

ラキティッチのパスセンスの問題でビルドアップがあまり上手くいってないという意見も結構ツイッター上で見ましたが、自分はそこまでラキティッチやテアが悪いわけではなくシステム上の問題で起こったことだと思いました。

レバンテ戦でもそうでしたがフレンキーはメッシの動きによってポジションチェンジをしているのもあってラキティッチが割とビルドアップの軸を担っていました。だからラキティッチが目立っちゃったっていうのもあると思います。また、テアからラキティッチにパスが来た時にラキティッチをマークしていた選手もしっかりついていたところからもビルバオの守備の練度の高さが感じられました。

話少し変わりますが今日のフレンキー本職の中盤としてちょっと不調に感じました。やっぱり疲れが溜まってるとかあるんでしょうかね。フレンキーは担っているタスク上、メッシを試合に出すときには必要不可欠な選手となっている影響で休みがありません。メッシは今コンディションがいいとは言えないのでメッシを自由にさせすぎるよりも現在不足している9番のポジション的なタスクを集中的にやってもらう方がフレンキーの過労という観点からもいいのではないかなと。

ビルバオにはラウールガルシアのようなフィジカルがある選手やイニャキなどのスピードがある選手がたくさんいるしバルサのビルドアップが全然うまくいってなかったので、僕は試合を通じてビルバオのカウンターに怯えていました。だけどビルバオの最終ラインは3対3で数的同数になっていたのでそこを活かせたなかったのはもったいないなと思いました。一応、テアも狙ったりもしてましたが、違いを作れず結局うまくいきませんでした。

hikotaさんもビルバオの、戦術を選手に落とし込むスピードなどについて話していましたが、バルサとビルドアップの形を試合前から改善できたのではないかと思います。本に、「シティは試合ごとにビルドアップの形を変え、試合までにそれを選手に落とし込む」っていうのを前読みました。改めて考えてみるとシティがビルドアップで手こずっているのはあまり見たことないなって思いました。そういうところから考えるとセティエンは対戦相手の対策をそこまで練ってないでしょうからペップと比べると少し前時代的な監督なのかもしれませんね。

このように、バルサビルバオに圧倒されてる中、前半0-0で折り返せたのはとても運が良かったと思います。

 

後半

後半はよくボールが回りうまく攻め込むことができてました。その大きな原因としてはビルバオのインテンシティが落ちたことが挙げられます。また、バルサはテアからのビルドアップ時にもメッシが少し下りてきて、ボールを受ける動きをしたり、前半ではあまりサイドで張れてなかったロベルトが修正されサイドでしっかり張るようになってフリーでボールを受けれるようになったのもあり、うまくボールが回ったのだと思います。

60分頃にファティがグリーズマンと交代しました。そのことにより右サイドではメッシ(フレンキー)、ロベルト、セメドのトライアングルが成立し左サイドではグリーズマンラキティッチ(アルトゥール)、アルバのトライアングルが成立し、攻撃が本格的に機能しはじめました。メッシが右のトライアングルに参加しているとき、フレンキーは9番のような立ち位置を取っていました。フレンキーがこの役割をしてもある程度は機能すること自体がすごいですが、やはりここには本職の9番を置きたいというのを試合を通じて感じました。先程、述べたようにメッシに9番のタスクをやらせてもいいのかなと思います。

また、このような攻めになるとファティではなくグリーズマンを使った方が連携が良く、アルバを活かすことができるのでファティはウィングとしての能力とともにアルバなどといい連携ができるように頑張ってほしいものです。

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ちなんと写真上げられてるか不安ですが笑、この写真はクレの間で結構話題になってますよね。自論を展開させていただくとこのシーンはアルバのメンタルの弱さが出た場面なのだと言えると思います。60分頃からの押し込んでいる状況を観ているだけの僕でも「この時間に決めなきゃまずいな」とすごい焦ってたのですからアルバにはいつもの試合よりも大きな重圧がかかってたいたと思います。なので、メンタルが強いとは言えないアルバはあの状況でフリーのメッシではなく、出来るだけゴールに近い方に出したのでしょう。

少し話は変わりますが、シティの不調もペップと選手たちの気持ちの問題で不調なのだと考えてます。

こういう大事な試合で結果を残せるメンタリティを求めたいですが、(メンタルが弱い僕が言える立場ではないですが)性格というのはすぐに変えられるわけではないのでプジョルのような選手がやはり必要だなと。

バルサはたくさんチャンスを作りますが決めきれず1節の時のアドゥリスのゴラッソと同じ時間帯に決められて意気消沈したまま試合は終わったしまいます。

 

試合後に思ったこと

試合が終わった悔しいというよりかは「ビルバオすごいなあ」っていう思いの方が強かったですし、バルサのサッカーをした上での負けなのでポジティブな負けだと僕は思いました。個人的にはセティエンのサッカーは面白いし、シーズン途中に就任したので勝てないのは多少はしょうがないと思ってますがあの試合で勝たなきゃいけないのも事実。みなさんがセティエンには結果を求めてるか、とりあえず面白いサッカーやってくれればいいと考えているかいろんな人に聞いてみたいです。

また、いつもバルサがやらかす試合はいつも同じ問題で起こっていると改めて痛感しました。プジョル系の選手が必要!などというのはみなさんもたくさん聞いたことがあると思います。

以前ならメッシとスアレスの守備が問題に出てましたが、その問題はスアレス離脱、セティエン就任に伴い今は解決しているといえるでしょう。そのような問題をバルサは克服できたのでメンタル面の問題もなんとかなるんじゃないかなって楽観的に考えてます。

 

最後に

箇条書きみたいな感じになってしまいとても読みにくいと思いますが最後までお読みいただきありがとうございます。