ソシエダ対マドリー 雑感
ウーデゴールをトップ下に置いた4-2-3-1のシステムは2ボランチが上手く前に行くことが出来てなかったから上手くいってなかった決定的な攻撃を出来てなかった印象。
もちろん、カゼミロがいなくて守備が不安だから上がれないっていうのもあったと思うけど、やっぱりライン間に人がいなくてパスコースがなくて詰まるっていうのも大きいかな。
例えばバイエルンとかは2ボランチの一角であるゴレツカが上がってライン間に入り込んでたしニャブリたちもサイドから中央に入ってきてたし。しかもミュラーもいるしね。
そしてそういう選手たちのポジションチェンジが凄く滑らかだったから、守備側はバイエルンの選手を捕まえることが出来なくなって。こういう風になってたからバイエルンは上手く楔を通して前進することができてたよね。
ただ現状、こういう動きが出来そうなボランチってバルベルデくらいしかいないけど、バルベルデが果たしてそういう動きが出来るのかっていうのは試してない以上未知数だからなんとも言えないのが事実。
まあジダンはあくまで4-2-3-1はオプションとして考えてるだろうから無理して4-2-3-1で頑張る必要はないよね。ただ、ウーデゴールも活かそうとして4-2-3-1を使ったのはあると思うからこれからジダンがどういう風にしてウーデゴールを組み込もうとしていくのかは楽しみ。
この試合のソシエダはマドリーにボールを持たれてる時間が多かったけど、本当に90分間良い守備を見せてた。
そして昨シーズンバルサが対戦したソシエダと今節のソシエダは本当に別チームみたいな戦い方だったね。ソシエダ対バルサの時は単にソシエダが普段通りボールを持ってプレーしてただけなのかと思ってたけど、今考えればバルサがボール非保持時に極端に弱いのをちゃんと分析した上であんなにボールを持とうとしてたんだなって思う。倉敷さんたちもお話しされてたけどソシエダって相手チームの分析めっちゃ頑張ってるなっていうのを感じた試合でもあった。
開幕2試合両方引き分けてるけど、ソシエダは今シーズンもやっぱり楽しみなチーム。EL、コパ決勝もあるだろうし頑張ってほしい。
〜試合を面白くしたトゥヘルの対バイエルン戦術〜 【マッチレビュー】 19-20 UEFA Champions League 決勝 バイエルン・ミュンヘン対パリ・サンジェルマン
どうも!名もなきクレです!
今年のCL決勝は本当に面白い試合でしたね。両チームともメンバーがもの凄く豪華。そして改めてスター揃いなのにプレッシングが正確かつ高速なのは驚きを隠しきれませんでした。
今回は世界中のサッカーファンを興奮、感銘させた試合を思い出しながらこのマッチレビューを書いていきたいと思います笑
スターティングメンバー
前半
試合はパリのキックオフで始まったかと思えば、ボールを持つチアゴ・シウバにプレスをかけボールをロストさせたバイエルン。この試合でのインテンシティの高さを象徴させるようなスタートを切って試合は始まります。
また、同時にこのシーンは序盤の10分間バイエルンがパリを押し込むことも暗示するようなスタートでもありました。
■序盤を支配するも攻めきれないバイエルン
序盤10分にバイエルンが押し込めた要因として大きいのがやはりバイエルンの素早いネガティブトランジション。
前からのプレスの基本的なコンセプトはバルサ戦と同じくサイドのパスコースを切りながらプレスをかけ中央で相手を囲い込もうといったものでした。
バルサはボール保持時ビダルを左WGに添えた4-3-3のような形でした。
レヴァンドフスキ、ミュラーのどちらかがブスケツをマークしもう片方がCBに対してパスコースをカットしながらプレス。レヴァンドフスキ、もしくはミュラーがプレスをかけたCBの逆サイド側にいるSH(図だとニャブリ)がSB、CBのパスコースをカットしながらプレスしていました。
また、2ボランチはバルサのインテリオールを、両SBはバルサのWGを、CBのどちらかがスアレスをマークするという具合になっておりました。
このようなプレッシングにパリは苦戦し、ボールをうまく前進することができておりませんでした。
しかしトゥヘルはこのようなことが起こることを当然予想していたでしょう。
トゥヘルはバイエルンに点を与えないための守備の工夫をちゃんとチームに施していました。
図のようにSBがサイドにいる選手、CBがハーフスペースにいる選手、最終ラインの落ちていくマルキーニョスのような中盤の選手が中央の選手をケアすることで擬似的な5バックを作り、バイエルンの選手にハーフスペースの裏のスペースを使わせるのを阻止していました。
このような守備の工夫により試合序盤はバイエルンに押し込まれるも決定的なチャンスは作らせまま、パリにとって前半で一番ピンチであったであろう時間を乗り越えました。
■パリへ傾き始めた試合の流れ
突然ですが、良いネガティトランジションを行う条件について考えていきたいと思います。
良いネガティブトランジションを行うためには敵陣で味方の人数、配置を整え、ボールを奪われた後にその相手が孤立させれるようにしなければなりません。
そのために相手を深く押し込む攻撃をすることが良いネガティブトランジションに繋がりますが、先ほど書いた通りマルキーニョスらの気の利いた動きにより深く押し込むことができていないバイエルン。
このようにしてバイエルンのネガティブトランジションがいつもより機能しなくなったことによりパリがボールを持てるシーンは増えていきます。
そしてボールを持てるようになったパリの狙いは主に2つ。SB裏、特にキミッヒサイドの突破とネガティブトランジションからのショートカウンターでした。
・バイエルンの守備の弱点
試合をご覧いただいた方ならおわかりだと思いますが、バイエルンの作る守備ブロックはものすごくコンパクト。誰がどう見てもサイドをえぐりたくなるような形をしております。
そしてキミッヒもデイビスも裏を取ってこようとしてくる相手への対処がそこまで上手くないんですよね。
なので、もちろんパリはSB裏のスペースをムバッペにえぐらせようとしていました。
ただ、バイエルンのCBはスプリント力があるメンバー、そして何よりアトレティコのように全員が素早く守備に切り替えることができるメンバー。
最低限CB裏に直接裏を取られらないようにしてはいましたが、たとえSB裏にムバッペが入り込んだとしてもバイエルンの選手はなんとかゴールの前で壁を作って守っていました。
そしてこのようにある人で壁を作るような守備であったために、シュートコースを一つに絞ることができていました。
だからこそ、ノイアーの神セーブが連発したのはあるのかなと思っています。もちろんノイアーの一対一の対応がものすごく上手というのはありますがね笑
ここで一つ、ノイアーのスーパーセーブが起きたシーンを例として取り上げさせていただきます。
正直、ハイライトを見ていただいた方がわかりやすいと思うのでぜひハイライトをご覧ください!
・パリのショートカウンター
パリもバイエルン同様素早いネガティトランジションによってボールを奪いショートカウンターを行おうとしておりました。
そして試合が進み、25分頃から本格的にパリがバイエルンを押し込める機会が増えていったことでトゥヘルの仕込んだ前プレが機能しはじめました。
■バイエルンの修正
このように、試合のペースがパリに傾いていく中バイエルンはクロスを上げることで強引にゴールを奪おうとするも上手くいかないバイエルン。
そんな矢先に起こったのがチアゴ・シウバのアクシンデント。幸い彼はすぐ試合に戻ることができましたが、ハンジ・フリックは最終ラインからボールを出してニャブリ、コマンに直接ハーフスペースを使おうとするよう指示しました。
要するに、「パリの中盤が降りてきて擬似的な5バックにされる前に攻め切っちゃおう!」というような意図でこのような指示を出したのでしょう。
このようなロングボールに対してパリは多少苦戦を強いられ、修正前に比べてバイエルンは深く押し込む頻度が増えました。
しかし、結局ゴールは奪えないまま前半は終了します。
どうやらハンジ・フリックがバイエルンに就任してから前半に無得点なのは初めてだとのこと。どんだけ強いんだよとツッコミたくなりますが、パリの守備、プレッシングが良かったですから無得点なのは納得の前半ではありました。
後半
前半は両チームの精度が高く早いプレッシング合戦のような展開でありましたが、後半は疲れもあってか試合全体のペースは緩やかになっていきました。
■一枚上手だったバイエルン
両チームとも疲れが溜まってきていたとは思いますが、やはり前半に比べて特にインテンシティが落ちてしまっていたのはパリでした。
そのため、パリの前プレの頻度が落ち、前半に比べてバイエルンがショートカウンターをされることが減りました。
後半はこうしてバイエルンがパリ陣内でボールを持つ時間がさえたのです。
このようにズルズル自陣に追い込まれていったパリは、ボールを奪ったとしてもバイエルンのネガティブトランジションに苦戦。この時のバイエルンは敵陣で味方の人数、配置を整えることができておりましたからね。
そして迎えた59分。パリのブロックの手前でキミッヒがあげたクロスに、中央にいたレヴァンドフスキ、ミュラーのおかげでフリーになっていたコマンがヘディングを合わせてゴール。バイエルンは大きな先制点を決め、ビッグイヤー獲得に向けて一歩前進しました。
その後はオープンな展開になっていきパリが個の能力で何回もシュートまで辿り着きますが、やはりノイアーの好セーブが続き、試合はそのまま1-0で終了します。
雑感
まずはバイエルンおめでとうございます👏 この世界一レベルの高いであろうコンペディションを無敗優勝するのは本当に凄い!
惜しくもCL初タイトルを逃してしまいましたが、パリも素晴らしいサッカーをありがとうございました。バイエルンに対してちゃんとした対策を練り、どちらが勝つかわからない展開にしてくれたパリのサッカーには楽しまされました。
そして改めて本当に観てて楽しい試合でした。やはり選手全員が全力で走ってサッカーをしているのを観るのは良いですね。
バルサが2-8でボコボコなのは当たり前だったと何度も痛感しました笑
スアレスやラキティッチが退団してしまうことが濃厚らしいですが、来季以降このCL決勝の舞台で素晴らしいサッカーを魅せれるクラブに戻って欲しいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
バルサ復権にむけて誰を補強すべきか
どうも!名もなきクレです!
バイエルン戦での敗退以降クレの間で誰を放出すべきかといった話をよくツイッターで見かけたり、メッシ退団、アヤックスへスアレスといった報道が出始めております。現状の戦力のまま復権を目指すのが難しいということは何度も痛感させられておりますから人員整理が必要なのは間違いないですが、でも実際誰を獲得して、誰を放出するかということを考えるのは難しい話。
特にコウチーニョやデンベレに関しては放出すると決めたとしても買い手が見つからないでしょうからね。買い手ということでニューカッスルには期待しておりましたが、残念なことに新オーナーになる予定だった人が購入を断念したという報道が出ましたし…
そのような観点も含めて誰を獲得、放出するべきか軽く持論を書かせていただきたいと思います。ただ、〇〇を放出すべき!と声を大にして言うべきことではないと思うので、放出選手に対してはあまり言及しないでいこうと思います。
■具体的な選手名を上げる前に
とまあ、すぐ、〇〇を獲得するべき!という話をしても良いのですが、それを考える以前にフロントがやるべきことがあると思っています。
どのようなプレースタイル、目標を持つかというのかというようなことをフロント、クラブ、サポータが同意しそれを実現するために必要なアプローチを行える環境にすること。
これがまず、総崩れしそうになっているバルサのフロントがやるべきことなのではないでしょうか。
フロントと現場が協力しあう必要性についてはバイエルン戦のマッチレビューでも触れさせていただきました。
そもそもサッカーに勝つためには何が大事になるのでしょうか? サッカーは1人の選手が個人で何人もドリブル突破して大量得点を狙えませんし、ゴールキーパー1人で全てのシュートを防げるわけではありません。
このように1人で出来ることには限界があるので、各チームはいろんな選手でパスを回すことでゴールを生み出し、11人で守備を頑張ることでゴールを全力で防いでいるわけです。
この例は極端な話ですが、要するに互いに協力することで弱みを消しあい大きな連携を作り出すことがサッカーでは重要になると思うのです。
少し大雑把すぎる感はありますが、バルサとバイエルンの違いはここにあるのではないでしょうか。
例えば、バルサフロントと現場の考えが一致していない(協力できない)が故にフロントが大金をはたいていなぜ獲得しようとしたのか不明な選手を獲得して監督は上手くチームに組み込めず苦労する、そのためにバルサの負の要素をなくすことができる選手の獲得、正の要素よりも負の要素の部分が目立ってきてしまっている選手の放出がうまくいっていないなど…
このような数年間に渡る積み重ねが出たのがバイエルン戦。
・哲学とは?
どのようなプレースタイルを持つかという話ならばバルサは間違いなく「哲学」を追求する道を選ぶでしょうし、今すぐフロントと現場が連携して「哲学」追求の努力を行うべきです。
ただこの考え方ってすごく曖昧なんですよね。例えば同じ「哲学」を追求するという考え方でもカンテラ出身者をどれくらいトップチームに混ぜるかとか、4-3-3を使い続けるのか、とか一旦外に出たカンテラーノは再び獲得して良いのかとか…
要するに人によって結構捉え方が違うと思うのです。そもそも、『「哲学」ってナニ?』って聞かれたら人によって答えがだいぶ違うでしょうし、まずちゃんと答えられるかと言われたら自信を持って Yesと僕は言えない…
ですから、まずここのあたりの価値観をフロント間で共有、そして「フロントの考え」として一つにまとめる必要があるのではないでしょうか。そしてその方針に基づいて監督を選ぶべきだと思いますが、果たして現フロントにそれができてるのか…
なので新監督としてクーマンが就任することが濃厚らしいですが、クーマンが監督としてバルサで活躍できるのかというところには懐疑的に思ってしまいます。とは言え、僕はクーマンバルサに対して抱く楽しみの気持ちの方が大きいです。
ただ、今までの行動を考えると某会長が「バルサのレジェンドを就任させてクレからの批判から逃げよう」くらいの気持ちで選んでいるようにしか思えないのも事実…
余談ですが、去年ゼルビアが2025年までにACL優勝を目指すといった目標を掲げておりましたが、目標がないよりは全然良いと思うんですよね。もしかしたら幹部だけで勝手に決めた目標なのかもしれませんが。
■現状戦力をチェック
ここまでクラブとして具体的な方針を定める必要があると書いてきましてたが、クーマンが就任濃厚、そしてそのクーマンは4-2-3-1を使うことが濃厚ということで4-2-3-1のフォーメーションを基準にして考えていきたいと思います。
改めて確認してみると選手の数自体は多いんですよね。アルトゥールが抜けた分ピャニッチがバルサに来たので数は変わらないはずなのに中盤は大変なことになっています。
あと、リキとかネトの名前を書いてないのはスペースの問題上厳しかったのでそこはご容赦下さい。
・ 補強ポイント
具体的に選手の名前を挙げても良いのですが、どうしても書くことが多くなって読みにくい文章になる気がするので、どういうプレースタイルの選手を取るかというところにフォーカスをあてていきたいと思います。
スアレスのポジション
ここは前々から言われているところではありますよね。
以前、スアレスをなぜ交代させられないのかについて言及させていただいた記事があるのでその記事から引用させていただきます。
とても言い方が悪いですが、やはり守備をそこまでしないメッシ、スアレスがスタメン固定なのがピッチ内での諸悪の根源であると言わざるを得ません。これに関しては全世界のクレが認識してると思います。
でもなぜスタメン固定しなければならない状態になっているのか。
スアレスですら「自分の代わりとなる選手が必要」と話しているのにも関わらず。
メッシ、スアレスを交代させたら文句を言われるというのもありますが、それ以上に監督の中にメッシ、スアレスを変えれない理由があります。それはメッシ、スアレスの控えとなれる選手がバルサに存在しないこと。
要するに「9番の選択肢がスアレスしかいないからスアレスしか使えないよね、だからスアレスとポジション争いをできる9番を取ればスアレスを外すことができる」という話です。
個人的にはシティみたいにアグエロ、ジェズスの2枚体制が理想だなと思ってて。アグエロ、ジェズスほど上手い選手じゃないにしても、バルサが9番を取る必要があるのは間違いないと思います。
なんならアルトゥールとのトレードの時にイグアインを連れてきてもらった方が良かったのではないかとすら思っています。
では新たな9番を獲得したとしたらスアレスはどうなるのか?多分放出という方が多いと思いますが、僕はスアレスを残しておくべきだと思います。
なぜなら新たな9番を獲得した後にスアレスを放出したら、また今のように9番の選択肢が一つしかなくなってしまうから。9番を2枚取ってきたとかなら放出しても良いと思いますが、さすがに2枚取れることはないでしょうからね。
僕の中でのスアレスに対しての思いは大体この記事に書いたので興味がある方はぜひ!
さっきの内容に補足するとすればスアレスが調子悪い時とかにちゃんとベンチにいる9番の選手と交代させることができる監督に限って、という意味でスアレスは残して良いのかなと思います。
そもそも来季バルサに残っているのかすら不透明ではありますが、彼らのようなベテラン選手の扱いはバルベルデやセティエンよりもクーマンの方が上手そうですし、そういう意味合いではクーマンに期待しております。
そして個人的にもう一つ条件を挙げるならWGのような、9番以外のポジションなどでもプレーできる選手に来て欲しいところではあります。
やはりクーマンが4-2-3-1を使う確証はありませんし、もしかしたら就任最初の試合からメッシ0トップを試してくるかもしれません。そうなるとスアレスのような9番タイプの選手の居場所がなくなってしまいますからね。
右SHのポジション
トリンカオやデンベレもこのポジションでのプレーは可能であると思いますが、トリンカオは実力が未知数である、デンベレ、ラフィーニャは怪我がち…
なのでとりあえずここのポジションのファーストチョイスはビダルでしょう。
そしておそらく右サイドではセティエンが監督であった時同様メッシ、ビダル、セメド(ロベルト)で三角形を作ってくると思います。
このコンビなら縦の突破などは出来るのですが、中に切れ込んでいくタイプの選手がいなかったんですよね。なのでセメドとかの縦突破を防げれば怖くない三角形ではありました。今思えば、ビッククラブほどこの三角形を封じ込められることが多かった気がします
なのでカットインして中に切り込んでいけるタイプのWGを欲しいところ。このタイプのWGとしてペレスでぴったりだったと思うんですがね…
理想を言うなら僕はマフレズですが、現実的には厳しそうです。
・金欠のバルサ
ここまで2つほど補強ポイントを書いてきましたが、何にしろお金がない! チームを改革しようという雰囲気なのに補強できないなんて、どうしても出来ることが限られてきますよね。
当たり前っちゃ当たり前なことですが、今こそレンタル移籍という仕組みを有効的に使うべきです。
ドイツの某クラブはコウチーニョとペリッシッチをレンタルしててその前はハメス・ロドリゲスがいて… たまにケチ臭く感じてしまうこともありますが、やはりお金の使い方が上手なんですよね。もしかしたら僕はお金の使い方が上手なところに嫉妬しているのかもしれません。
ただKPBのように訳のわからないレンタルをするのはやめてほしいところです…
どうだったでしょうか? この手の話題に関しては書き始めたらいくらでも書けそうなテーマですが、とりあえず補強ポイント2つに絞って書いてみました。
そしてこの記事を書いている間にクーマン就任の公式発表も来てしまいました。正直クーマンがどういう監督であるのかわかりませんが、わざわざオランダサッカー協会にお金を払ってまでして招聘したのはどうなのかなとは思います。
とはいえ、バルサのレジェンド率いるクーマンバルサが現状のバルサの問題に対してどのように対応していこうとするかについてはすごく興味があるので楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
〜屈辱的惨敗から立ち直るために〜 CL準々決勝 バルセロナ対バイエルン
スターティングメンバー
前半
迷走しつつもナポリに勝利したバルセロナとチェルシーに快勝したバイエルンとの一戦。巷では事実上の決勝戦とも言われ、準々決勝の試合の中でも特に注目度の高い試合でありました。事実上の決勝戦なんて今思えば本当に恥ずかしい限りですが… また、試合開始前の時点で13点を記録していたレヴァンドフスキが13-14シーズンにロナウドが記録した17得点に追いつくことができるのかという意味合いでもこの一戦を楽しみにしていた方は多いはず。
■バイエルンのハイプレス
試合開始のホイッスルが鳴り、ブスケツがボールを持ってボールを回し始めた、かと思いきや試合開始5秒でボールを失うバルサ。あのブスケツがボールをロストしたわけですから相当なプレッシャーがかかっているのでしょうね。このようにバルサは試合開始直後からバイエルンのプレスに苦しむことになりました。
バルサはボール保持時ビダルを左WGに添えた4-3-3のような形でした。レヴァンドフスキ、ミュラーのどちらかがブスケツをマークしもう片方がCBに対してパスコースをカットしながらプレス。レヴァンドフスキ、もしくはミュラーがプレスをかけたCBの逆サイド側にいるSH(図だとニャブリ)がSB、CBのパスコースをカットしながらプレスしていました。また、2ボランチはバルサのインテリオールを、両SBはバルサのWGを、CBのどちらかがスアレスをマークするという具合になっておりました。
■カウンターをするバルサ
基本的には上のような形を元にしてバイエルンはプレスをかけておりました。一見完璧そうに見えますが、当然弱点は存在しておりました。
先程ニャブリがSB、CBのパスコースをカットしながらテアにプレスをかけに行くと書かせていただきましたが、一つ目の弱点はここにあります。パスコースをカットしながら、とは言っても上を通されたらどうしようもできないんですよね。19分30秒のシーンがまさにその例。前に出たニャブリを確認したテアがアルバにフライパス。そこから前進し結局メッシがシュートするに至りました。ただ当然バイエルン側の選手も前に行きすぎるとSBにボールを通されるというのはわかっていたので、高頻度でこのプレーを再現できたというわけではありませんでした。
もう一つの弱点は割とバイエルン側がマンマークの意識が高いということ。上の図をもう一度ご覧ください。チームとしてマンマークの意識が高いと守備があまり得意ではない選手は降りて行く選手にそのままついて行って自らの後方にスペースを作ってしまいがち。さらにバイエルンは守備時に縦と横がとてもコンパクトということもあってデイビスが空けてしまったスペースは大きくなってしまっていました。このようにして空いてしまったスペースを使ったのは誰か。そう、セメドやロベルトのような選手でした。
右サイドのことを多めに触れましたが、左サイドも負けておりません。やはりマンマークとなるとサイドにいる選手に目が届きにくくなるもの。バルサが記録して2点とも左サイドのアルバの抜け出しからゴールを演出しました。
ここまで試合開始から20分のあたりのに起こっていたことを中心に書いてきました。1-1で割とバルサが攻めていることが多かった時間帯ですね。正直僕はこの時、「2点くらい点を入れれば勝てるんじゃないか」とすら思っていました。ただ悲しいことにバイエルンはこの後ペリシッチが点を決めて2-1にし、その後ズルズル点を決められていきます。
■ズルズル点を決められたワケ
一番大きいのはメッシ、スアレスのプレスの強度が落ちていったことが大きいでしょう。ミュラーやレヴァンドフスキの運動量と比べると試合開始時点から運動量足りてないと言わざるを得ないですが、いつもに比べれば彼らは頑張っていたと思います。最低限ボランチに前を向かせないということはできていました。ただ試合が始まってからしばらくした時、大体20分頃からプレスの強度が落ちチアゴも自由に前を向けるようにな
りました。こうしてバルサの守備的な弱みをバイエルンから直接使われるようになるのです。
この中で一番問題があったのはSB裏。何が問題かってロベルトもセメドも前に出てプレスすることが多くてプレスが失敗した時の保険となる選手がいないんですよね。そしてこのスペースを使われてしまった時はピケがケアしにいくけど、その代わりゴール前にラングレしかいないという状況になって… このスペースを使われた例が1-1の均衡した状態を破ったペリシッチのゴールシーンなど。このSB裏のスペースはチアゴが前を向けるようになってから配球されるようになった印象です。
あと、バルサのディフェンスラインはボアテング、アラバからのロングフィードを気にしていたせいかラインを上げることがあまりできていませんでした。こういうことが起きてしまうのは正直しょうがないと思いますが、バルサのCBに足が速いタイプの選手がいれば…とは考えてしまいます。
また、ライン間、CB裏をもろ使われたシーンとして3点目のニャブリのゴールが挙げられます。2CFの前プレが機能しなくなったことで自由に楔のパスを出されるようになりバルサはライン間を使われ、そしてライン間で受けたゴレツカがワンタッチで足の速いニャブリにスルーパスを出して足の遅いバルサCB陣と競争させる。バルサの選手構成によりできてしまった弱み(2CFが守備できない、CBが足遅いなど)を使われてしまったゴールでありました。
少し余談になりますが、今後バルサが変えていかなきゃいけないのはこういう弱みの部分をなくしていくところですよね。フロントと現場の考えが一致していないから弱みをなくすことができる選手を獲得できない。バイエルンのようにフロントと現場が同じ目標を持って切磋琢磨しているクラブにバルサもなってほしいものです。
後半
セメド、ロベルトサイドでボコボコにされたバルサはロベルトをグリーズマンと交代。前半に左SHにいたビダルを右SHに、グリーズマンを左SHにしました。
この修正により右サイドでの守備が改善し、バイエルンの攻撃を多少は防げるようになりました。そして迎えた57分にスアレスらしいゴールを決めて試合は2-4に。
ただ、守備が改善されたとはいえ前半同様バルサはラインを上げれないところや前からプレスをかけれないところはそのままなのでやはりバイエルンにボールを持たれる展開が続きます。そしてスアレスが点を決めた6分後、デイビスのフェイントからセメドを突破され失点。その後はバルサ側の我慢がなくなって失点を繰り返す展開になり、試合が終わってみれば2-8というスコアでした。
試合が終わった直後は8点も決められたということに対して実感が湧かなかったというか、唖然としておりました。負けることはある程度覚悟しておりましたがここまでボロボロになるとは夢にも思っていませんでした。しかしこの大敗は起こるべくして起こったものではないかと思います。
■バルサとバイエルンの違い
そもそもサッカーに勝つためには何が大事になるのでしょうか? サッカーは1人の選手が個人で何人もドリブル突破して大量得点を狙えませんし、ゴールキーパー1人で全てのシュートを防げるわけではありません。このように1人で出来ることには限界があるので、各チームはいろんな選手でパスを回すことでゴールを生み出し、11人で守備を頑張ることでゴールを全力で防いでいるわけです。
この例は極端な話ですが、要するに互いに協力することで弱みを消しあい大きな連携を作り出すことがサッカーでは重要になると思うのです。少し大雑把すぎる感はありますが、バルサとバイエルンの違いはここにあるのではないでしょうか。例えば、バルサフロントと現場の考えが一致していない(協力できない)が故にフロントが大金をはたいていなぜ獲得しようとしたのか不明な選手を獲得して監督は上手くチームに組み込めず苦労する、そのためにバルサの負の要素をなくすことができる選手の獲得、正の要素よりも負の要素の部分が目立ってきてしまっている選手の放出がうまくいっていないなど…
このような数年間に渡る積み重ねが出たのがバイエルン戦。もうこんな試合は見たくありません。しかし、この敗戦を過度に重い悩み続けることはないと思うのです。当然バイエルン戦の敗因を見極める必要はありますよ。ただこの敗戦を気にしすぎてコンディションを落としてしまうなんてことは起こってほしくないですからね。特にテアは心配です。彼はこの敗戦以降調子を落としていくなんとなったらそれこそ、この敗戦以上の悲しみがこみ上げてくるでしょう。
確かにこの敗戦は永遠に残り続けますし、これからのバルサにすごく大きな不安を抱いてしまいます。ただ、数年後を良くするためには今から悪かったところを改善するしかないとも思うのです。そのために行うべき最善のアプローチをフロントが行えることを願っています。
CLラウンド16 2edレグ バルセロナ対ナポリ マッチレビュー
どうも!名もなきクレです!
今回は2edレグのナポリ戦。1stレグから約半年空いての試合です。改めて、ついにラウンド8へ勝ち上がるチームが決まると思うと楽しみですね。当然バルサに勝って欲しいと思っていますが、シティ対マドリーの試合のように両チームの狙いが明確で面白い試合になることを期待したいですね。
今回の試合に関する思い、予想される試合展開などは全てマッチプレビューに書かせていただいたので早速両チームのスタメンをチェックしていきましょう。
スターティングメンバー
マッチプレビューで書いたスタメンが割と合ってて嬉しく思っています笑 唯一予想と異なったのがグリーズマンのところ。グリーズマン左WGが果たして機能するのか、はたまた4-3-1-2を用いて試合に挑むのか、このあたりは試合を観て確かめていきましょう。また、ナポリの守備ブロックを崩すためにバルサがサイドから揺さぶりをかけたりSB裏をえぐることができるのか、そしてナポリのボール保持時に自由に持たせないようにすることができるのか、このあたりも注目して観ていきたいと思います。
前半
■バルサのボール保持時
まずはバルサのボール保持時から。1stレグのようにナポリは後方で4-5-1ブロックを作りカウンターを仕掛けるという試合展開にしてくると予想しておりましたが、その予想とは反して前からプレッシングを掛けていくことを選びます。要するに普段のリーグ戦と同じような戦い方を選んだわけです。
ナポリの4-1-4-1の特徴
- 前からプレスをかけることで中央からサイドに相手を流し込んでからWGとSBで挟んでボールを奪おうとすることが多い
- SBは人への意識が強いのでSB裏が空きやすい
- アンカー脇にボールが入ったらCBが処理
- ディフェンスラインの調節があまり上手くないからかライン間が空きやすい
- 意外とクリバリの裏空いてる
あと、4-1-4-1から4-4-2への可変するというのもナポリの守備ブロックの特徴として挙げられます。
・バルサの明確な狙い
このようにSB裏、ライン間がナポリの弱点となるのでバルサはこのスペースを使っていきたいところですが、果たして使うことができていたのでしょうか? 単刀直入に言うとバルサはナポリの弱点を突くことができており、CLに備えてナポリのSB裏をえぐる意識を持たせていることを伺えるシーンが試合中何度もありました。例えば、15分35秒のシーン。
こういうシーンの何が凄いかって言うと、ナポリの最終ラインがラインを上げるタイミングで裏へボールを出せているところなんですよね。パスの出し手と受け手の動きが噛み合ってはじめて成功するプレーですからこれを何度も成功させてたのは相当凄いことだと思います。
あと、楔のパスも出すことができていましたね。例えば、1点目のCKはラキティッチからグリーズマンに楔が入ったところからアルバに展開したことでチャンスシーンになりましたし、幻のメッシ2点目のゴールもスアレスがピケからのロングボールをフレンキーに落としたことで前プレによりスペースができていたナポリのライン間でボールを持つことができました。
個人的にはマドリー戦のウォーカーを思い出されるようなセメドのキレキレなドリブルを見れて嬉しかったです笑 あれもアンカーの脇にスペースがあったからこそできたドリブルなのかなと思っています。
■ナポリのボール保持時
・バルサの守備ブロック
バルサは、バルベルデ時代から使い慣れている4-4-2ブロックではなく4-3-1-2ブロックでナポリを迎え撃とうします。ただこのシステム、中盤が3枚しかいないのでスライドは遅い… そしてまあスアレス、メッシも前からプレスをかけ続けることができるわけではないのでナポリの最終ラインの選手は基本自由にボールを持てます。
このようにしてサイドに揺さぶられた結果起こったのが開幕直後のメルテンスのチャンスシーン。あのシーンは度肝を抜かれましたね
・失速していったナポリ
あのメルテンスのゴールシーンを見たあと、おそらくクレ全員が「このままじゃまずいな」と思ったはずです。でも実際は幸いにも杞憂に終わりました。ではどうしてナポリは前半序盤の様子とは裏腹に前半を支配することができなかったのでしょうか?
失速して行った理由
①縦を突破していく選手がいなかった
②パステンポが遅くなっていった
③各選手の動きが減っていった
僕は、主にこの3つが理由だと思います。ボールを持たされている感じのポゼッションになっている時のバルサをイメージしてもらうとわかりやすいのではないかなと思います。①のように守備ブロックを作っている相手選手を視覚的に揺さぶる動きをすることができないと、パステンポも味方選手のフリーランが減っていってどんどん単調なボール保持になっていきますし、守備する側からしても対応に慣れてきてしまうんですよね。
ナポリの場合ジエリニスキという適宜チャンネルランを繰り返してくれる選手がいたのですが、フレンキーやラキティッチがマークしていることが多くて良さが活きなかったって感じだった印象でした。
■予想外の展開
このようにボール保持時も非保持時も比較的有利に試合を進めたバルサは前半になんと3-1。ガットゥーゾがバルサに対するリスペクトを持っていたとはいえ、前半でここまで押し込まれるとは思ってもいなかったでしょう。個人的には1stレグのように後方でブロックを作るサッカーをした方がナポリは勝つ可能性はあったのではないかなと思います。
・ガットゥーゾの采配ミス?
まずはナポリから書いていきます。単刀直入に言うとナポリはほぼ確実に後方で守備ブロックを作ってくるでしょう。1stレグの時もスタディオ・サン・パウロであったにも関わらずナポリは4-5-1で引いてきましたし、リーガでもバルサの前からプレスをかけてきたビジャレアルが大敗し5-3-2で後方に引いてきたオサスナがカンプ・ノウで勝利してますからね。
この文章はマッチプレビューの時に書いたものですが、ナポリが守備に徹するべきだと思うメインの理由はこの文章です。普段のリーグ戦でナポリの守備が良いなら守備に徹する必要は決してないと思うのですが、ナポリの場合そこまで守備が良いとは言えませんし…(失点数はセリエAで上から7番目)
実際今回バルサがビルドアップで苦戦しなかったのは、ナポリのSB裏やライン間などのスペースが存在していたというのが大きいですし、このスペースが存在したからこそメッシが神懸かったプレーを見ることができましたからね。
観ている側としては今日のような試合展開の方が間違いなく面白いですが、守備を固めてバルサのボール保持を停滞させたオサスナや1stレグのナポリにような戦い方の方が良かったと思います。
後半
・ナポリの修正
ナポリはハーフタイムにデンメをロボツカと交代して後半に挑みます。正しいイメージで合っているのかわかりませんが、個人的にデンメの方が守備上手ででロボツカがアンカーの割には守備の持ち場を離れがちだけどボールを持つのは上手いイメージがあります。なのでガットゥーゾはさらに攻撃的にするためにロボツカを入れたのかもしれませんが、正直そこまででんめのパフォーマンスが悪かったようには感じなかったので正直交代の意図はよくわからないです。まあ何かを変える必要があったのは間違いありませんが、個人技で突破することができるポリターノとかを入れる方が試合に与える影響は大きかったのかなと思います。
あと、修正してきたポイントと言えば前からプレスに行く頻度を増やしたこととかですかね。個人的にはこの修正のおかげで華麗にプレスをいなして躍動しているフレンキーを見れたのは嬉しかったです笑
その後基本的にはバルサがボールを持とうとしなかったのもありナポリが攻め続ける状況が続きましたが、バルサから点が奪えないまま試合は終了します。
雑感
まずは勝てて良かったという気持ちが大きいです。実は寝坊してしまったリアタイできなかったんですが、個人的にはそれが一番残念だったことです笑
そしてもう一つ残念だったことはボール保持をできなかったことですね… なんかセティエンが勝つために必死になっているというよりは自分の身を案じて必死になっているふうに感じました。解任されたくないという気持ちはわかりますが、もっとのびのびやってほしいというか。高校生の僕が61歳のセティエンにこういうこと言うのっておかしな話なんですけども笑
そして次は優勝筆頭候補、バイエルンとの試合。順当に行けばバイエルンが優勝なのではないかなと思っているので、実質決勝みたいなものだと思ってます。 前からプレスをかけれないバルサが勝つのは2edレグでチェルシーがバイエルンに勝っていた可能性くらいだと思ってますが、「もしかしたら…」と思っている自分もいて笑 そして次の試合こそは寝坊しないように頑張ります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
マッチプレビュー CLラウンド16 2ndレグ バルセロナ対ナポリ
どうも!名もなきクレです!
それにしてもブログ書くのめっちゃ久しぶりですね笑 最後に書いたのが1ヶ月前のアトレティコ戦ということで自分でもびっくりしております。
もう少しで期末試験があるのですが、範囲が広すぎることに気づいたので今シーズン中はマッチレビューキツそうです泣 締め括り方が微妙すぎますが、今シーズン分のマッチレビューお読みいただきありがとうございました🙇♂️
— 名もなきクレ (@namonakicule) 2020年7月6日
久しぶりのブログで何を書こうかなって思った時に今シーズンをふり返る感じのブログでも良いのかなと思ったのですが、正直今シーズン初めの方の記憶が結構飛んでいるのでそれは断念して… 結局CLナポリ戦まで1週間を切っててセリエAはまだシーズン途中であったということでマッチプレビューを書いてみよう思った次第です笑 一応ナポリは直近3試合だけ観てみたのですが、ナポリでのGKの序列などわからないことがそこそこ多いのでナポリが好きな方、詳しい方がいらっしゃったらその辺は甘めに読んでいただけると幸いです🙇♂️
■ 過去の対戦成績
※画像はGoalより
こう改めて今までの戦績をチェックするとナポリは割と相性が良いチームであると言えると思います。2014年にナポリに負けた時は中立地での試合でしたし今回はカンプ・ノウでの試合。さらに1stレグがアウェーで引き分けだというのもあって「なんとかなるでしょ」と思っているクレも多いはず。ただカンプ・ノウとはいえ無観客。この前のオサスナ戦での敗北がどうしても気になってしまいますね。 欠場メンバーについては後でまとめたいと思いますが、ブスケツ、ビダルが欠場ということで実はバルサの方が不利な気がしたり…
ちなみにナポリとの対戦は過去6回しかないらしいです。1番最初にあったナポリの試合ではクライフが選手として点を決めました。バルサ公式ホームページにも書いてありましたのでリンク貼っときますね。
https://www.fcbarcelona.jp/ja/football/first-team/news/1745365/6-matches-against-napoli
あと2011年夏にあったナポリとの試合は3月、4月あたりの自粛期間中にバルサ公式がフルマッチを挙げてたので余裕がある方はぜひ!
FULL MATCH: FC Barcelona – Napoli (2011)
■各チーム欠場メンバー
・バルサ
カードによる欠場
怪我による欠場
- デンベレ
- アラウホ
- クエンカ
- ウンティティ?(ご存知の方いたら教えてください)
とりあえずこんな感じですかね? ラングレ、グリーズマンが出れるということでFWとCBはなんとかなりそうですが、やはりMFがキツそうです。なおアルトゥールは少し状況が複雑なので上のリストからは除外させていただきました。
・ナポリ
カードによる欠場
なし
怪我による欠場
- F・ジョレンテ
サッスオーロ戦で負傷した元ローマのマノラスは欠場する可能性もありましたが、ラティオ戦に出場していたのでマノラスはちゃんと試合に出るでしょう。そして改めて確認するとやはりバルサの方がスカッド的に不利。ただ、昨シーズンスーパーサブとしてCLの舞台で大活躍しトッテナムの準優勝に貢献したF・ジョレンテが出れないのは気持ち的に楽ですね。しかし何度も書きますが一切油断することはできません。
■予想スターティングメンバー
・バルサ
GK、CB、左SBに関しては話すまでもありませんよね笑 ラングレがなんとか怪我から復帰できたのはとても幸運でした。右SBはセメド派とロベルト派両方いると思いますが、インシーニエやメルテンスとマッチアップすることや中盤の人数が少ないということを考慮してセメドを選ぶました。
次は中盤。ビダル、ブスケツが欠場ということでリキがスタメンの確率もそこそこ高いと思いますが、ナポリ戦で負けて解任というルートはセティエンもさすがに嫌でしょうから無難なメンバーで来ると思います。なので中盤はラキティッチ、フレンキー、ロベルトの3枚を予想。フレンキーかラキティッチどちらがアンカーに置くか悩みましたが、再開後ラキティッチの調子が良いですしこの前ブスケツの代わりとして起用した時結構調子良かったのでアンカーはラキティッチ、インテリオールは左にフレンキー、右にロベルトを置きました。
最後にFWについて書いていきたいと思いますが、クラブ内での影響力を考えるとスアレス、メッシは確定でしょう。そのため左WGが焦点になりますが、ファティの方がプレースタイル的に優れている、グリーズマンが怪我明けということを考慮して僕はファティを選びました。
・ナポリ
まずはGKと言いたいところですが、GKからすごく悩みました笑 今までのスタメンを確認してみるとメレトとオスピナが大体毎試合交代で出てますし、メレトの出場数が22でオスピナの出場数が17ですからね。1stレグに出たのはオスピナで大事な試合だからこそベテランに頼りたいのではないかということで僕はオスピナを選びました。
最終ラインは迷いなくマノラス、クリバリ。両サイドのSBについてもGK同様序列が全然わからないのですが、インテル戦や1stレグでの選出を考慮してディ・ロレンツォとマリオ・ルイを選びました。
アンカーはデンメとロボツカがいますが、ロボツカは持ち場を離れて相手にプレスかけに行ってしまうことが多いのでデンメを置きました。ナポリの中盤と言えばということでインテリオールはファビアン、ジエリニスキ。(雑!)
最後にFWですが、直近5試合全てに出場しててキレも活躍も申し分ないということでインシーニエは出場するでしょう。9番のポジションに入る可能性があるのはミリクかメルテンスですが、ミリクはボールに触れないと試合中消えがちになることが多くナポリはおそらく守備的な戦い方をすると思うのでメルテンス。そしてインシーニエメルテンスが左でボールを持ちたがる関係上、右WGはあまり持てないでしょう。なので左WGにはカジェホンを置きました。
そして今更気づいたんですが、ナポリのメンバーは前回の1stレグの時とほぼ同じメンバーになってましたね笑
※ラツィオ戦での怪我の具合によってはインシーニエが出場できない可能性があるそうです。
■試合展望
まずはナポリから書いていきます。単刀直入に言うとナポリはほぼ確実に後方で守備ブロックを作ってくるでしょう。1stレグの時もスタディオ・サン・パウロであったにも関わらずナポリは4-5-1で引いてきましたし、リーガでもバルサの前からプレスをかけてきたビジャレアルが大敗し5-3-2で後方に引いてきたオサスナがカンプ・ノウで勝利してますからね。
ではナポリの守備ブロックをどう崩せばいいのか。そこを掘り下げていきたいと思いますが、普段ナポリがどういう感じなのかというところから書いていきます。
・ナポリを崩すために
普段のナポリ
いつものナポリは4-3-3のWGが一列降りて4-1-4-1の守備ブロックを作って守備しております。4-1-4-1の強みは前からプレスをかけやすいというところにありますが、アンカー脇のスペースが空きやすいという弱点もあります。
ナポリの4-1-4-1の特徴
- 前からプレスをかけることで中央からサイドに相手を流し込んでからWGとSBで挟んでボールを奪おうとすることが多い
- SBは人への意識が強いのでSB裏が空きやすい
- アンカー脇にボールが入ったらCBが処理
- ディフェンスラインの調節があまり上手くないからかライン間が空きやすい
- 意外とクリバリの裏空いてる
このようにアンカー脇、SB裏、クリバリ裏が弱点となるわけですが、1stレグと同じくアンカー脇を消しクリバリの裏が空きにくいようにするために4-5-1でくるでしょう。しかし前回対戦のように苦戦しないためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
どうやってSB裏を制覇するかがカギ
先ほども書かせていただいた通りSB裏が空きやすいという特徴がありますのでこのスペースをバルサは有効的に使う必要があるでしょう。実際、1stレグのゴールもサイドを突破したセメドからグリーズマンが点を決めましたしね。ただ、ナポリは4-5-1で中央に固めてくるので容易にブロック内に侵入できないでしょう。そのため、セメドやアルバがサイドをえぐるまでの局面をどうやって作り出すのかが重要になります。
サイドを突破するために必要なアプローチ
①ライン間にある程度人を配置し、時おり楔のパスを匂わせながらも左右にナポリを揺さぶる
②サイドで孤立させないように、三角形を作る
③パスのテンポが落とさないためにも中盤のフリーランを積極的にやってもらう
言っても①、②は普段出来てるので実際の試合で一番重要になるのは③ですかね。パスのテンポが遅くなってメッシが中央から突破を試みるも上手くいかないみたいなのはまさに良くない時のバルサです。そのため、メッシをそこまで意識しないでパスを出せるリキやファティが重要になってきますが、果たしてリキとファティが先発できるのか。先ほどにも書かせていただきましたがリキがスタメンに入るのは厳しいのかなと個人的には思っています。
・勝負の分け目は守備
ここまでバルサがボールを持った時のことを書いてきましたが、正直メッシの理不尽とかで1点くらいは決めれると思っています。実際去年の悲劇もリヴァプールにある程度プレッシャーをかけれたらあそこまでコテンパンにされなかったでしょうからね。なので僕はバルサがラウンド8に勝ち残るために一番重要なのはナポリがボールを持った時に自由にプレーさせないということでしょう。そして自由にプレーさせないためにはビルドアップやカウンターにおいて重要な役割を担っている選手にボールが渡らないようにする必要があります。バルサならブスケツとかメッシのような選手ですね。
誰にボールが行かないようにすればいいか
数試合ナポリの試合を観て思うのはファビアン・ルイスとインシーニエ(2edレグ出れないかもしれないという噂がありますが)がビルドアップ、カウンター時において軸になっているということ。あとクリバリもっとそこまでパス上手じゃないと思ってたので意外とボールさばきが上手くて驚きました。とはいえプレッシャーが強くかかった時にボロが出たりしやすいのでやはりここも狙っていきたいところ。
まあ要するにファビアンやインシーニエにボールが回らないようにCBにプレスかけて即時奪還をすることがどれくらいできるかということです。あと間延びしないようにラインを上げれるか、時折見せるナポリのサイドチェンジにスライドすることが出来るかというのも見所です。逆にナポリはバルサの4-4-2(4-4-0)の中盤に対してどれだけ揺さぶりをかけてスペースを作る必要があります。
とここまで書いてきましたが、結局メッシスアレスがどれくらい守備を継続して頑張れるかなんですよね。オサスナ戦の決勝点になったゴールのような終わり方でCL敗退なんていうのは絶対に避けて欲しいものです…
とは言ってもリーガ終了後からしばらく時間が空いてましたので久しぶりにバルサの選手のプレーが見れるというのは嬉しいですね! そしてナポリ戦の結果がどうであれ次の試合、次のシーズンに向けてポジティブな内容で終われることを祈るばかりです。
アトレティコ戦雑感
どうも!名もなきクレです!
アトレティコ戦のマッチレビューを書いていきます!と言いたいところですが、アトレティコ戦のこと以外にも書いておきたいことがいろいろあるので「アトレティコ戦雑感」として書いていきたいと思います。
・アトレティコ戦の重要性
今シーズンのタイトル争いをする上での天王山であったアトレティコ戦。そしてセティエンの来季続行かどうかが左右されうる試合であったと思います。アトレティコ戦がいかに重要な試合であったかは言うまでもありません。余談ですが、バルベルデの解任のきっかけとなったのもアトレティコ戦でしたね。たまたまとは言え、僕はある種の運命を感じます。
そして迎えた日本時間7月1日午前5時。両チーム試合の流れを譲らず試合は拮抗します。特にメッシサイドでの駆け引きは見応えがありましたね。テアがPKを止めたり(後にやり直し)リキが中盤で躍動するなど、試合の結果を除き観てて面白い試合ではありました。試合結果を除いては…
・アトレティコ戦での問題点
セティエンが修正が必要だったのは試合を観ていた人なら誰もが思ったでしょう。しかしどのような修正が必要だったのか。これについて考えていきたいと思いました。
4-3-1-2システムによる弊害
バルサは2トップがメッシ、スアレスでトップ下にリキを添えた4-3-1-2の布陣でした。このシステムのメリットとしては中盤を4枚置けること、トップ下を置けることがメリットとして挙げられると思います。中盤過多のバルサには適したいるシステムであると言えるでしょう。
しかしFWを一枚削って中盤を増やした関係上、ある問題が起こっていました。それは左サイドのハーフスペースを使う選手がいなかったことです。メッシが右のハーフスペース、スアレスが中央にいるわけですからしょうがないですよね。
そのためバルサの攻撃は右サイドに集中。枚数をかけれない左サイドではアルバの裏抜けかクロスしか選択肢がないという状況になっていました。
右サイドで完全に崩しきることが出来ていたのであったら、セティエンが修正を施さなくても特に問題はなかったでしょう。しかし敵はアトレティコ。やはり右サイドからの突破だけで攻撃をするのは困難でした。当然、アトレティコの守備が上手いというのもありますが、バルサの右サイドからの崩しに慣れてしまったというのが大きいと思います。だからこそ左右どちらでも崩せるようにする必要がありました。
(下の図はSofaScoreより)
どのような修正をするべきだったか
まず必要なのは左サイドでも右サイドのように三角形を作れるようにすること。これを達成するために当然いろいろなアプローチがあると思いますが、やはり中盤の誰かを交代させてファティを入れるのが1番妥当だと思います。ファティなら左のハーフスペースで周りと連携しながら活躍することができますからね。
誰を交代させるか問題
ただ、誰を交代させるかというのが難しい… 4-4-2をやるために守備時に必要不可欠かつ攻撃時にも右サイドでアトレティコに恐怖を与えていたビダル、パス回しのテンポを良くしていたリキ、バルサの心臓であるブスケツ、やはり4-4-2守備をする上で欠かせないラキティッチ。リキ、ブスケツを抜けばボール回しのテンポが悪くなるでしょうしビダル、ラキティッチを抜けば4-4-2守備が難しくなる… このように誰かを交代させればチームの状態が悪くなる可能性が高いという悪循環がありました。
スアレスを交代させることのデメリット
では結局どこを交代させれば良いのか。おそらくこのように思う方がいるでしょう。「中盤がダメならスアレス変えればいいじゃん」
確かにスアレスは試合にインパクトを残せたかというと残せてないし、彼が交代されたら守備に余裕が出てくるでしょうから一番最適なのかもしれません。しかし実際はスアレス不在になることで様々な問題が出てくると思うのです。
スアレスをファティと交代させた時のデメリット
- 中央に人がいなくなる
- 中央で奥行きを作る人がいなくなる
- スアレスがセティエンに対してさらに反感を抱くようになる
このような問題が起こってくるでしょう。でも実際奥行きを作るのってそんなに大事なことなのでしょうか?
そして修正の決め手となったのはビダル!彼は、ポストプレーや相手を引きつける役割をになっていたスアレスの代役を柔軟にこなしていました。
そして、ポストプレーをしてくれるビダルが入ったことにより、上の図のようにライン間で前を向くことができるようになりました。そして下の写真もご覧ください。
少し見にくいですが中央にいるビダルが前に走って行くことにより、アルバからメッシへのパスコースができています。このよにビダルが試合に入っていたことで味方(メッシ)にスペースを提供されるようになり円滑に攻撃できるようになりました。
バレンシア戦でビダルが奥行きを作る役割をこなしていたように、この試合でもビダルが奥行きを作ればよかったのかもしれません。ただ、今節はビダルが右サイドを崩すためのピースとなっていたため、ビダルは右サイドでボールを受けることが基本。下の図はビダルのプレーエリアを示してあるものですが、これを見ていただければご理解いただけると思います。(SofaScoreより)
ですからビダルに中央で奥行きを取ってもらう役割をこの試合でもやってもらうのは困難で。もしビダルが中央で奥行きを取ることに専念していたら、右サイドでのメッシ、セメド、ビダルの三角形が崩れて右サイドが機能しなくなりますからそれはそれで問題があったでしょう。
そしてスアレスを外せば、スアレス本人やメッシなどからも反感を買ってしまうという… このようにスアレスを外すことにより様々なデメリットが生じてしまうのでスアレスは外せないのです。
まとめ
要するに、「左サイドでも攻撃を機能させるためにファティとかを入れたいけど、交代させれる選手がいない」ということです。そして、このような負の連鎖?があるからセティエンは交代させるのが極端に遅くなったのだと思います。もう少しピッチ内で起こっていることが単純であったのならばいくら修正するのが苦手なセティエンでももう少し早く処方箋を出すことはできたと思いますからね。
・負の連鎖の原因は?
やはり守備をそこまでしないメッシ、スアレスがスタメン固定なのが1番大きい原因であると言えます。これに関しては全世界のクレが認識してると思います。でもなぜスタメン固定しなければならない状態になっているのか。スアレスですら「自分の代わりとなる選手が必要」と話しているのにも関わらず。
メッシ、スアレスを交代させたら文句を言われるというのもありますが、それ以上に監督の中にメッシ、スアレスを変えれない理由があります。それはメッシ、スアレスの控えとなれる選手がバルサに存在しないこと。
スアレスのパフォーマンス良くないから交代とかさせるべきはなのは確かだと思うんだけど、スアレス以外に9番がいないよね だからセティエンとかバルベルデがスアレスを交代出来ないのは責めれないのかなとは個人的に思う
— 名もなきクレ (@namonakicule) 2020年6月30日
要するに「9番の選択肢がスアレスしかいないからスアレスしか使えないよね、だからスアレスとポジション争いをできる9番を取ればスアレスを外すことができる」という話です。
個人的にはシティみたいにアグエロ、ジェズスの2枚体制が理想だなと思ってて。アグエロ、ジェズスほど上手い選手じゃないにしても、バルサが9番を取る必要があるのは間違いないと思います。なんならアルトゥールとのトレードの時にイグアインを連れてきてもらった方が良かったのではないかとすら思っています。
では新たな9番を獲得したとしたらスアレスはどうなるのか?多分放出という方が多いと思いますが、僕はスアレスを残しておくべきだと思います。
なぜなら新たな9番を獲得した後にスアレスを放出したらまた今のように9番の選択肢が一つしかなくなってしまうから。9番を2枚取ってきたとかなら放出しても良いと思いますが、さすがに2枚取れることはないでしょうからね。
メッシの控え?
今までスアレスの話をしてきましたが、メッシにも同じような話ができると思います。しかし彼の場合プレースタイルが特殊すぎて代役となれる選手がそもそもいません。また、いくら最近のメッシの調子が悪いとはいえ実力的にメッシを勝る存在もいません。
このように現状のシステムではメッシと対等に争える選手がいない。メッシに関してはこれが結論。ここから先の話は以前Hikotaさんの記事内で書かせていただいのでそちらをぜひご覧ください。
・バルサの監督の難しさ
今まで書いてきたことのような問題以外にも勝手に選手を取ってくるフロントの存在、カンテラーノを使えという圧、主力選手からの要求もあります。これをある程度達成した上で勝利を追求しなければならないバルサの監督という職業。控えめに言って無茶苦茶ですよ。ですから誰が監督になったとしてもゲーム内容及び勝率が劇的に良くなるとは思えません。ましてやビッグイヤーを取るだなんて現実的ではないと思います。ビッグイヤーが簡単に獲得できるような物ではないことは百も承知ですが、事実、エンリケ就任初年度以降、バルサはCLタイトルを獲得できておりません。2年連続の大逆転劇がそれを物語っていると言えるでしょう。
・セティエンの評価
しかし、バルサの監督になった以上勝たなければならないというのも事実。「だからこそセティエンには勝ってもらわなきゃ困る、だから解任」という意見も痛いほどわかります。ただ、バルサは哲学を体現しつつ世界一の強さを誇るクラブであって欲しいという願いが僕にはあります。ならばいっそカウンター色が強いバルサからシャビ就任後に向けての土台造りをすることができる監督が来てほしい。
そういう観点で見ればセティエンは悪くないのかなと思います。バルベルデ時代などと比べればカウンターをする機会は減り、メッシとスアレスの守備頻度は増えております。どうしてもネガティブな面が目立ってしまっていますが、そのようなポイントはもっと評価していいのではないのでしょうか?
最後に
アトレティコ戦雑感ってもう完全にタイトル詐欺みたいになってますね笑 アトレティコという文字に釣られて読んでしまったアトレティさんなどがいらっしゃったら申し訳ないです笑 書きたいなと思ってたけど今まで書けてなかったことを書く時間がなくてこういう形になりました。
正直タイトル争いに終止符が打たれた感は否めませんが、超超ポジティブに考えればこれからレアルにヘタフェが勝ってそこにビルバオが追い討ちをかけるという形でバルサが逆転する可能性も!とは言ってもやっぱり現実は… リアタイは厳しそうですが、とりあえず僕は明日のシティ対リヴァプールを楽しみたいと思います笑
最後までお読みいただきありがとうございました!